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Formula Gymkhana全国大会

こんにちは、たびたび出てきます。髙橋です。

9月23日~24日の2日に渡って、奥伊吹モーターパークにて、Formula Gymkhana College Student RDの全国大会に出場いたしました。

(大会概要については予選の記事をご覧ください)

予選にMMMトリオが行っている日、我々はダートをしていました。こちらは悔いが残る結果だったので、そのリベンジも兼ねてFormula Gymkhanaに出られるというのは非常に光栄です。

結果から言います。写真に写るトロフィーの通り、日本で3番目に速いチームとなりました。

というのも、今回は本気で勝ちを狙いに行くということで選手は4年の3人を出しました。予選にも出場しており経験で上回る宮田、GRMNヴィッツの前身であるヴィッツRS TRDターボを駆り就職も確定する人生において”速い”泉、ただの髙橋、そしてカメラ等で活躍した木原の4名でお届けします。

予選同様、早朝移動が当たり前の自動車部員にとっては遅すぎるともいえるゆとりの時間にスケジュールが組まれており、実家でたっぷり寝てから激遅1Lヴィッツで山登りをしてもゲートオープン前に1番乗りとなってしまいました。

さて、車両について感想を述べさせてもらうと、GRMNヴィッツはあくまで純正です。さらにサーキット仕様なので発進用の1速とそのほかといった印象。とはいえスーパーチャージャーの低速トルクはすさまじく、2速に上げるときにホイルスピンをかますほどなので恐らくギア比の離れは体感ほど問題ではないのでしょう。今回は吊るしのワンメイクでその扱い方が特殊でしたが、これでちゃんとジムカーナ仕様を作ったら相当なバケモンになりそうです。

本番と同じコースを走れる練習走行では、3人ともども普段とは違うセットのクルマやRE-71RSの感触に苦労し、アンダーステアを出しまくり、一時停止ペナルティを食らいまくり、(特に自分は)ミスコースをしまくりました。サイドターンをしないため、よりアウトからより減速した進入が必要で、かつ旋回中の荷重をフロントに乗せすぎないことが重要なようです。フリーターンは安全な左回りと、進入角度や車両感覚が問われるが大幅にタイムを削れる右回りの選択が問われます。練習日で右回りをしなければ勝てないと皆が気づいたころには、そこが完全に勝負の分かれ目となっていました。

その夜は至れり尽くせりホテルライフで、美味しいご飯・ほかほか風呂・あったかい布団の人間っていいなセットでした。先の問題点を洗い出す(などの)ために集まってアツい夜を過ごしました。これが効いたと思います。

本番は3人とも確実なタイムを残し、ミスコースもなし、ゴール停止ボーナスも獲得しました。

そして!!!勝ちました。部内最速です。今回それが目先の目標だったので嬉しいです。さらに個人全体4位です。一時停止を限界まで短く詰めたことが決め手だと思っています。カックンブレーキで審判にはっきり止まったと示すことが重要です。

感想としては、車の動きが全日練習とは違った気がします。リアの空気圧を大きく上げたからでしょうか。それ以上にABSの処理が良くなった気もするし、タイヤもよくグリップした気がします。もしかして1晩で何か手が入ってる?

長岡技大さん、中央大さんはもっと速かったです。でも2本とも完全クリーンレースは我々が一番なので、よしとします。

その後は懇親パーティです。各社ともクルマに愛のある方々で、楽しい話ができました。ありがとうございました。

来年はさらに出場校も増え、さらに白熱する大会になると思われますが、なんとしても後輩には予選を勝ち上がって、ぜひこの舞台に立ってもらいたいと思います!会場はどこになるのか、車両は何になるのか、全く予測ができませんが、応援に行きたいと思います。全車GRMNカローラでフォーミュラダートトライアルとかにならんかな…