LOADING...

Formula Gymkhanaが色々と優勝だった件 (前編)

お久ぶりです! 4年の黛です。今回は、今年から新たなコンセプトの大会として発足したFormula Gymkhanaという大会に出場してきましたのでそのブログを書かせていただきます。出場したのは3年水野、4年黛、4年宮田の3Mトリオです(今命名) ※タイトルにあります優勝とは順位のことではなく、最近の若者言葉である”最高”という意味です。

まず初めに、当大会は多くの弊部OBの方々が携わっており、OBの方を始めとした皆様方のご尽力により我々自動車部員にとって最高の大会を開いて頂いたことに改めてお礼申し上げます。


6/24(土) 9時にエビスサーキット集合です。モータースポーツは朝が早いのが通例ですが、良心的な時間設定でとても助かりました。

エビスサーキットに到着しました。自分はドリフトをかじっているのですが、ドリフトをしに来る前にジムカーナでエビスに来るとは思ってもいませんでした。

サファリパークとの複合施設のようです。BRZに3乗+荷物で行きました、人権は…

パドックに到着しました。まず、驚いたのは展示ブースの充実っぷりです。GT500のGTR、新しい86のトラストのターボ、GRスープラ、GRカローラ、新型Z、D1車両、WRCのシュコダの車、などなど、オタク君には嬉しいクルマ達がたくさんいました。その他目を瞠るような展示が山ほどありました。またこれらの企業様の出展は自動車に興味のある学生と人材の欲しい企業様とのマッチングも兼ねているようです。就活が近い弊部のM君も暇をみつけてはゴマを擦りに行っていたようです。

お祭りムードです。興奮がさらに高まります。

開会式です。各企業様のご紹介が有り、クルマ業界の盛り上げようという熱意が伝わってきて、自分たちも何かクルマ業界のためになれることをしたい!と強く思いました。また、ところどころで今大会を勝ち抜く上での重要なヒントがあったりと、気が抜けません、我々のモチベーションも自然に上がっていきます🔥


簡単にはなりますが、今回の大会の簡単な概要についてご説明します。

まず使用車両についてなのですが、出場する全10校とも、トヨタ様よりご提供いただいたレンタル車両(GRMNビッツ)を使用して競技に挑みます。車両はほぼ無改造の、ノーマルに近い状態です(ジムカーナでおなじみのデフやアシは入っておりません)またタイヤ・ホイールもご提供して頂いたものを使用する、完全ワンメイクマッチです!

今回使用するタイヤ・ホイールセット GoodYear F1 SportsとTresureOneのホイール

またコースに関してはサイドターン禁止、シグナルスタート、走行途中に完全停止セクション、などといった普通のジムカーナでは見ないような設定があります。

コース図です。本来ならサイドターンをするような部分もあり、左の青枠が停止セクションです。

また今回の大会は自動車部に入ってから4年以内なら出れるというルールだったため学外生の僕や院生の宮田も出ることができました。だいぶ話はそれますが、なぜジムカーナほぼ初心者の僕が、今回の大会に出場することになったかを軽くお話します。

僕は学外生部員のため、部として出る公式戦に選手として出場することはできず部のサポートとして大会に帯同します。僕は大会の度、見ているだけなのは退屈だなぁとか、ジムカーナ経験がほぼなかったこともあって競技の話をしている選手陣との距離感を感じており寂しい思いもありましたし、せっかく部(チーム)に属しているのだから団体戦にでてみたいなぁなどと思っておりました。そんな矢先にこのFGの話が入ってきます。学外生でもでれるということ、非競技車のレンタル車両ワンメイクのため経験の差がそこまでないんじゃないかと思ったことと、幸いにして?今回の大会は学連のダートの大会と被っており、走力のある選手はダートの方に出場するため、僕にも出場のチャンスがあるということから選手に立候補することにしました。


さて、話をコースウォークに戻します。

コースウォークですがコースを覚えるというのはもちろんですが、ジムカーナほぼ初心者の僕はこの辺でブレーキ踏んで、この辺でシフトアップして、ここをこうゆうクルマの向きとラインで通っていって、、、などとありとあらゆることをチームメイトにすべて教えてもらいながら歩いたわけですが、同時にこれがチームで戦うってことか!と改めて団体戦に出ていることへの喜びを感じました。

そして今大会の特徴として、本番と同じコースでの前日練習がありました。タイヤとガソリンの追加支給は無いのですが、ガンガン走りにいく方策を取りました。

全車同じ車が並ぶ圧巻の光景、そして我々のヴィッツのフェンダー…パイロンタッチ傷で早速シバいてしまい申し訳ございません!

今大会は、FGに出場する部員意外は全員ダートの大会のサポートに行ってしまっているため、全出場校の中で最小の人数で出場することになってしまいました(部員がそもそも少ない…)

ゆえに前日練習でも、走ったり、動画を取ったりなど非常に慌ただしく、タイヤのセッティングがどうとか、走行に関することについて十分な時間をとることができませんでした(これが今後大きく響く…)

1人3本ずつ走ることができ、これにて前日のイベントは終了となります。


宿に着きました。お伝え忘れていたのですが、このFormula Gymkhana、この素晴らしい宿を用意してくれているだけでなく、交通費も支給、大会期間中のすべての食事が無料といった破格の待遇なのです!「バブルかよ」って思うほどの好待遇に我々はウハウハです。金ナシ限界車部員の我々にとって最高にありがたいです! FGのは神なのか?

ルートイン二本松です。めちゃくちゃ綺麗です、控えめにいって最高です。各個人に1部屋でしかもダブルベッド… 男1人で泊まるのはもったいない!ということで二本松美女に会うべくT◯nderに手が伸びていたことはh…

その後、おいしい夕食、綺麗で快適な大浴場を満喫し、我々は今日の前日練習の反省会をしようということで近くのスーパーにアテを買いに行きます。

福島名物を発見しました。

反省会をしました(画像無し) 動画を見ながら色々話しましたが、あんまり色々考えると本番で焦りそうなのでできるだけシンプルに考えることにしました。

その後、ダートラ組とZoomで決起会しようぜ!と誘ってみたのですがZoomにはノリのいい髙橋くんしか参加してくれず、こちらでは宮田くんがゴロゴロしながらインスタで美女漁りを始めるというなんとも締まらない感じになってしまいました。

反省会もお開きになり時刻は22時30分です。食べ過ぎ&あんまり眠くなかったので、僕はテレビを付けました。ちょうど何かと話題のタイタニックがやってたのでそれを11時すぎくらいまで見てました。

さてそろそろ寝ようかというところ、明日は大丈夫だろうか、自分が足を引っ張ったらどうしようと一瞬不安になります。ここで僕はとある人物の言葉を思い出します。

「ドラテクってのは2,3日でどうにかなるもんじゃねない、俺なんざ現役で走ってる頃は夢ん中でも秋名を攻めてたぜ」
画像はベストカーWebより引用

ということでイメトレをします。コースが前日練習と本番が同じということが幸いしました。目をつぶって、口でエンジン音を再現し、手と足を動かし、走行をイメージします。

気づいたらそのまま眠りに落ちていたようです…zzZ

(前編終わり)