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【再掲】2017七大戦 後編

※昨年の七大戦参戦記の記事を再掲します。今夏の七大戦も4連覇目指して全力を尽くします!ご支援のほどよろしくお願いいたします。

引き続き2年の地頭所です。遅くなりましたが七大戦 後編 を書かさせていただきます。

9/14

オートパーク今庄で七大戦ダートトライアルの日です。宿がとても近いところだったので、朝は余裕を持って現地入りしました。コースは一週前にあった全日本ダートラの難しいスポットを無くしたものということでした。名物の高架は使われていたので、8月に合宿を組んで練習した時に、東大勢は下りの恐怖感をクリアしたため、やはり8月の練習が功を奏しました。車の準備も慣熟歩行も入念にやり終え、部全体としても緊張感はなく、新OB達がバーベキューをやるなど和気あいあいとダートラは進んでいきました。

まずは2輪駆動クラスから競技が開始されましたが、東大の1走目は2年宮地ミラージュアスティです。僕2年地頭所と共に、1年吉原の車を借りて出ています。今年5月に丸和練習会で部車アスティを走行開始5分で横転させ、他の部員は何もできず家へ帰ったという苦い事件を引き起こした張本人です。しかし、8月の練習の成果もあり、6秒ほどちぎりトップタイム更新です。

その後しばらくトップは宮地のままでしたが、それをまたぶっちぎりでトップ更新したのが、2年山下ミラージュです。宮地のタイムを4秒更新しました。流石、山下はマイカーがダート車で根っからのダート好きということだけあります。その後しばらくは山下がトップを保持していましたが、それを更新したのもまたまた東大、2年地頭所ミラージュアスティ(僕)でした。ギアを1速で行くべきところを2速で行ったり、明らかな失速箇所はありましたが、8月の練習で全体的に今庄に慣れていたこともあり、落ち着いて走ることができました。最後は4年大脇さんミラージュ(山下とダブルエントリー)です。昨年七大戦で部車インテグラを横転、今年3月に部車ミラージュを横転させているので、もう2度とダートはやらないと言っていましたが、今年の選手層的に出場してほしい(しなければならない)選手でした。8月から(?)リハビリを開始し、8月の今庄遠征では2年勢と同タイムまで腕を取り戻すことが出来ていました。しかし本番、やはり横転の光景がフラッシュバックしてしまったのか、全体的に踏み足りない印象…上位に食い込めず。

名古屋北大が、トップタイムに近いタイムを残しましたが、一本目は僕地頭所はトップのまま逃げ切り、山下も4番手につけました。続いて4輪駆動クラスのスタート。こちらは2年小野田ランエボと2年宮田のダブルエントリー。このエボはトラブル続きだったため、オーナーの小野田が四苦八苦して直してきた車です。今庄は初走行、千葉で練習1回(?)という未知数マシンで、宮田から出走します。宮田も自分の32スカイラインが壊れてばかりでなかなか練習できておらず、さらに4駆ダートもエボが壊れてきたためほぼ初めて。この怖い組み合わせでしたが、予想に反し踏みまくっていて、外から見ていて本当にヒヤヒヤしました笑 流石、理科3類を降年するほどイケイケの宮田であります。次はオーナー小野田です。自分の車なので落ち着いているようには見えましたが、踏み足りない印象。小野田ふみや という本名をもじって、小野田ふみたりないや というあだ名がつきました笑 2人は仲良くほぼ同タイム… しかし上位には食い込めず。

これで午前中は終了です。昼は皆で仲良く恒例バーベキュー。スズメバチが匂いに誘われてしつこくやってきて、和やかには食べられませんでした。

そして、午後2本目が始まります。序盤から事案があり他大の車が壁に思い切りぶつかったようです(見ていませんでした…) このため、待機列にいた宮地アスティは長時間待たされ体力が消耗してしまったようです。

コースクリアとなり2年宮地アスティが出走しますが、自己タイムを3秒更新するも上位に食い込めず。ダブルエントリーや他人の車、さらに横転歴があるということで存分に攻められなかったらしいです。

次は2年山下ミラージュ、1本目よりコンマ8上げて暫定3位。終盤に上位陣がいるので表彰台は厳しいか…

次は2年地頭所アスティ(僕)。冷静かつ踏みちぎることができ、ギャラリーの前では盛大に抵抗ドリフトをかましてしまったものの、最後の島周りが体感でも速く感じ、自分のトップタイムまた1秒あげることができました。でも正直車が速かったと思います、吉原ありがとう笑

最後は4年大脇さんミラージュです。1本目から5.5秒あげるという大躍進でした。前輪駆動クラスの結果としては、1位地頭所 5位山下 8位大脇さん 11位宮地 となりました。

最後は4輪駆動クラス。2年宮田エボは「エボが踏めと言っている」というパワーワードを残し出走笑 直線を大丈夫か⁉︎というくらい踏みまくり、1.5秒自己タイム更新。

2年小野田エボは ふみたりないや の汚名返上すべく出走して、良い感じに見えましたが、ギャラリー前のヘアピンでイン側に巻き込み、溝に落ちかけるヒヤリハットがあったため、少々失速。また2人仲良くほぼ同タイムとなりました。これで4輪駆動は9位小野田10位宮田となりました。

まだ正式ではないですが、ポイント計算をしたところ東大が総合優勝、3連覇を決めたようです…(おそらく)!最後にOP枠でしたが、オーバーオールを目指していた新OBの泰治さんがなんと僕のタイムに届かず!これはにやけちゃいましたね笑

最後に表彰台でしたが、個人的にはジムカーナ、ダート2冠でき最高の七大戦となり、表彰台で、「東大の神と呼べ」宣言をし、神が生誕しました笑 来年も神になれるよう頑張りたいです。

これで競技が全て終了し、七大戦の閉会式となります。果たして計算ミスがないかと不安だった総合優勝も正式に発表され、皆で幸せを噛み締めました。恒例のSSも飲みながら大変幸せを感じていました…笑 以前は優勝校だけ飲んでいたようですが、今年も結局全大学がまわし飲みをして、これは当分伝統となりそうです。僕はSSで酔ったため、恒例のゲンコツは参加せずに、芝生の上で夜露に濡れながら寝ていました。謎の柴犬が乱入してきたり、川で沐浴している人がいたり、ひたすら愉快でした。最後の方には他大の先輩方と絡んでいた気もします。

靴を探してもらったり、宿まで連れて行ってもらったり、介抱ありがとうございました笑

9/15 七大戦も残るは帰るのみとなりました。中部地方にはなかなか行く機会がないので、横に2年小林を交代要員として乗せ、観光名所をまわりながら帰りました。東尋坊を見て、飛騨古川に行き、君の名は。の聖地巡礼をしました。聖地巡礼は、君の名ははとても好きだったのに、正直「あ、ここか」くらいの感想でしたね笑 そこから長野上高地へと東へ移動。この途中の山中で九頭龍という地があり、ここは日本かというくらい秘境感満載の場所でした。山や川が本当に綺麗でした。その後、岐阜長野ワインディングを楽しんで、時間的に中央道に乗ってしまいましたが、ゴール寸前で余力があったので「これで終わるのは締まりが悪い」ということで、わざわざ大月ICで降りて馴染みの奥多摩にもワインディングしに行き、無事に旅を終えました。

以上で2編にわたる七大戦の日記を終わります。来年も優勝して4連覇を目指すので、東大自動車部を引き続きご応援よろしくお願いします!(ちなみに僕は先週、来年のラリーに向けて群サイデビューしましたー!)