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全関ジムカーナに出場しました

皆さんこんにちは。久しぶりの登場となります4年の小坂です。5/14に富士スピードウェイジムカーナコースで開催された全関東学生ジムカーナ大会に参戦してきましたので、今回はそのことについてのブログです。

学連戦は各校から選手を3名選出し、それぞれのベストタイムの合計値が団体順位を決定します。その選手として僕の他に3年の泉と宮田が参戦しました。僕に関しては今年が自動車部最後の1年になるので、少しでもチームの順位に貢献したいという思いがありました。すなわち非常に重要な大会だったのです。

しかし、、、当日の天候はあいにくの雨、しかもかなり強めの雨。

実は去年も雨でした(学連に雨男さんがいる?)

上の画像から分かるように入場時からすでに路面はヘビーウェット。やはりウェット路面ではタイヤと地面の間に雨水が入り込んでしまうので、単純にタイヤのグリップ力が低下してしまうことに加えて、ステアリングを通して路面とタイヤに関する情報を感じ取ることが難しくなっていまいます。したがってドライ路面よりも高い運転技術が求められるのです、、、「雨の日こそ走り込め」とよく言われますよね

ジムカーナコース当日の様子

しかし天候のことを嘆いていては何も始まりませんから、部員たちで話し合ってリアタイヤを「ADVAN a050 G2S」へと変更しました。(フロントは「ADVAN a050 GS」)この日のような状況では路面の摩擦が大幅に低下しているためリアタイヤのコンパウンドをよりグリップ力の高いものに交換し、走行中の安定性を高める作戦です。スピンしてしまったら、いいタイムは残らないですからね。。

さていよいよ1本目の走行開始です。

行ってきます!

第1ヒートの結果、スピンなどのアクシデントは起きなかったものの、サイドターンがうまく決まらず、ところどころでアンダーステアを出してしまいました。原因としてはリアタイヤのみをグリップ力の高いコンパウンドに変更したことで、リアがフロントと比べて安定しすぎてしまったことが考えられます。ジムカーナにおいてはテクニカルセクションなどでは細かいコーナーがも多く、リアの動きをある程度よくしておくことも重要であるためリアタイヤがグリップしすぎることはタイムロスに繋がってしまうのです、、、ということで第2ヒートではリアタイヤもGSコンパウンドで走行することにしました。

第2ヒート開始
2本目の走行動画

2本目は動画もあるのでよければご覧ください。外から見ているとよく分かりますが、まだまだサイドターンが大回りで寄せきれていないですね。この点はずっと前から課題として認識していたのですがやはり難しいです、、、1本目と比較して路面がかなり乾いていたということもあり、結果は2秒ほどのタイムアップでしたが、他大学の選手もほとんどがタイムアップしており、全体的な順位は大きく変わりませんでした。

東大としての団体順位ですが、17校中12位という結果になりました。ウェット路面での運転技術やタイヤ選択において強豪校との差を強く痛感した大会でした。最終結果こそ良いものではありませんでしたが、選手それぞれが各自の課題を見つけれらたことは大きな収穫だったかなと思っています。後輩たちにはぜひ今回の経験を活かして来年以降の学連戦に活かして欲しいと感じます。

積み込み完了

この写真は大会後にコース上で部車を積み込んだ際の様子ですが、ご覧の通りとにかく霧がすごかったです。映画とかでしか見たことないくらい。視界がかなり悪かったですが、この後全ての部員が無事東京に辿り着きました。ガレージに着くまでが大会!

さて、今日は全関ジムカーナのブログでしたが、この大会が部車インテで出る最後の大会かと思うとなんだか寂しい気持ちです。やっぱりインテはいい車だと最近改めて感じています。ジムカーナは、HONDA!

それでは皆さんさようなら。小坂でした。