LOADING...

中型免許取得ブログ(前編・教習編)

皆さんこんにちは。4年の泉です。
七大戦の主管が終わり一安心しております。七大戦についてのブログはのちほど投稿予定ですので今しばらくお待ちください。

しばらく前ではありますが中型トラックの免許を取得したので、その過程をみなさんにご紹介します。
日頃より弊部にご協賛いただいております南湖自動車学校様に合宿でお世話になりましたので、南湖自動車学校周辺の観光情報も織り交ぜながらご紹介しようと思います。

大変お世話になりました

自動車部では、ナンバーなしの部車を運用する際にはトラックに乗せて運びます。現在の免許制度では準中型以上の免許が必要なのですが、僕は普通免許しか持っておらず、部車運用の際には他の部員に積車運転を任せきりでした。普通免許取得後2年が経ち中型が取れるようになった時には就活で忙しかったので、4年の今頃になって中型免許を取ろうと一念発起しました。将来的にモータースポーツを続ける上でも、学生の今のうちにトラックに乗れるようになっておきたかったというのも理由です。

部車はこうやって運んでます

南湖自動車学校は福島県白河市に所在する自動車学校で、合宿通学共に可能です。中型合宿免許は最短9日間で取れるとのことで、七大戦主催の準備を進めながら通うには最適でした。
夏のある日、同じく中型免許を取る4年宮田とともに白河市へ訪れました。そしてすんなり入校、といきたいところでしたが、最初の関門が訪れました。深視力です。

深視力はトラックやバスなどの免許に必要な項目で、物を立体的に見る力・遠近感を測るものです。僕は右目が1.5以上の遠視、左目が0.05以下の近視という極端な不同視なのですが、これでは免許要件を満たさないため特製メガネを作ってもらいやって来ました。それでも初めての深視力検査はなかなか慣れず、視力検査の並び列をせき止めることになってしまいました(大汗)。

普通のメガネっぽいですが、右目だけ伊達レンズです。右目だけイマドキ意識高い系ファッショニスタ状態であります

中型免許は、第一段階(所内)が7時間、第二段階(公道)が8時間の計15時間(+学科1時間)で取得できます。
まずは第一段階の内容です。路端停車、S字、クランク、隘路などがあります。
路端停車では、左のミラーをポールにぶつけないようにしながら、左側の線に寄せて停車します。まさに深視力を最大限活用する場面ですが、なかなかミラーとの距離感を掴めず苦戦しました。S字・クランクはさほど苦戦せずクリアできました。隘路進入は、直進状態から直角に曲がり、規定の線の中に車両を停める試験です。これもタイミングを掴めばできるようになりました。

路端停車の様子


第二段階は路上での走行、方向転換、縦列駐車などです。検定コースは、南湖周辺を走る1コース、新白河駅を中心とした大通り・繁華街エリアを走る2コース、ひたすら山際を枝葉に気をつけながら走る3コースの全3コースです。どのコースを走ってものどかな白河市の魅力を十分に体感できました。効率よく走れば全コースを1コマで走り切ることもでき、存分に運転の練習を積ませていただきました。

指導員の皆さんはどの方も優しく、白河周辺のグルメ情報をたくさん教えていただいたり(白河グルメについては後編ブログを参照)、中には車好きの方も多くいらっしゃったためクルマ談義で盛り上がったりしました。皆さんの歴代の愛車は180SXやFD3S、マークⅡなど、今の若者からすると羨ましいラインアップでした。指導員一覧を見ていると、二輪から大型特殊まで全ての免許の指導資格をお持ちの免許無双戦士の方々もいらっしゃり、畏怖を覚えました(僕が普通免許を取ったのは普通免許しか取れない教習所だったこともあり)。

また、個人的にマツ耐でもお世話になったライソン株式会社のドライビングシミュレーターも設置してありました。南湖自動車学校の場内コース、そして周辺の路上コースが現実そっくりに再現してあります。しかしあまり気づかれていないのか誰も使っていない……せっかくなので皆さん試してみてください!

シミュレーターをバグらせてしまい異次元の加速が止まらなくなり、教習コースで白煙を上げてスピンする宮田。普通免許から取り直してください(冷徹)

後編では白河市周辺の観光情報についてもお届けします。乞うご期待!