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HCR32 タイロッドエンドブーツ交換

新4年宮田です。4月からの時間割を見て鬱々としております。今日はちょっとした整備記録です。

マイカーを車検に通すためにグシャグシャに破れていたタイロッドエンドブーツを交換しました。

‘タイロッド’とはハンドルの操作で車を舵が切れるようにハンドルのある中心からタイヤを取り付ける’ナックル’に向かって生えてる棒です(車に興味のない人のための適当な説明)。

タイロッドとナックルをつなぐタイロッドエンド(タイロッドの末端)はボールジョイントという賢い関節になっており、その関節液であるグリスを閉じ込め外部からのゴミの侵入を防ぐためのブーツです。

左右ともにかなりグシャグシャで、グリスも溢れています。

割りピンを抜いて19mmのナットを緩めてタイロッドエンドプーラーを挿入

プーラーのボルトを締めていくと、タイロッドとナックルを分離できました。この際あるポイントで一気にガンッと衝撃とともに外れるんですが、先程のナットを外さずにこの作業をする事でタイロッドが吹っ飛ばずに済みました(ナットが歪むという話もあるので捨てナットの方がいいかもしれません)。

古いブーツをマイナスドライバーとプラスチックハンマーで隙間から抉って外す。古いグリスを拭って新しいグリスをたっぷり塗り、新品ブーツをかぶせる。HCR32には大野ゴムのDC-1125を使いました。幅広い車種に汎用みたいです。

ブーツはゴムなので、うまくハメ込む(圧入する)必要があります。30mmソケット持ってきたらシンデレラフィットで、プラスチックハンマーで叩き込んで上手くハメ込めました。32mmとかのも有効なようです。

ブーツのハメ込みさえ済めばあとは上と逆順に作業して終わりです。交換完了したブーツ。むっちりしたモッツァレラボディです。

手順覚えれば片方20分くらいで終わりそうな簡単な作業でした。僕のような整備力低いマンでも簡単に出来ますよ〜