全関ダート参戦しました。
こんにちは、3年の髙橋です。6/19に全関東学生ダートトライアル選手権大会に参加したブログです。
選手は4年の小坂、田名部と3年の私です。選考をするタイミングがなかったのでダート車を持っていて活動している部員という選定となりました。ダート勢、昔たくさんいたはずなのにもう争う枠すらなくなってしまっているのが悲しい…
さて、まずは前日練習。ドラシャが怪しくこの日のうちに折ってしまおうと思っていたり、ワイパー死亡につき水たまりで前が見えなくなるという状況でしたが、大きな事故や故障なく終えることができました。ミラージュ乗りなのに実は部車ミラージュに乗るのは初めてで、部車のほうが土の上で快適な乗り心地をしていました。俺の車と交換してくれ(大嘘)。ただタイヤの空気はもっと減らせばもっとしっかり路面をとらえたかもしれないというのがその日の感想です。
また、終わり際になってクラッチが切れないという問題が発生。たまたまフルードとブリーダーを持っているという奇跡により、そのままエア抜き復活で本番に持ち越すことができました。本来は部として持っていくべきなんでしょうが、そんな小言を言っていてはキリがない。対応力に感謝せよ。
つづいて、今回のイベントとして特筆すべきは、部としては久々の前泊。当局の許可を得て、盛り上がる会になりました。初お泊まりの部員も多く、親睦を深めるいい機会になったと思います。選手の寝部屋にGが出没するハプニングもありましたが、私が捕まえました。感謝せよ。
鳥のクソデカさえずりで目が覚め眠いまま本番です。前日練習とともに雨が心配されていましたが、結局降ることなく開催されました。ただし路面は多めの散水につきウェット。A053と74Rを持っていきましたが、結局すべてのヒートで74Rを使うことになりました。新品で寄付して頂いたOBの方々には感謝してもしきれません。
1本目。走順は、壊れる可能性を考慮して4年生が走り切れるよう、小坂、田名部、髙橋の順としました。小坂は前日練習ばりの快走で暫定8位のタイムを出し、田名部も1本目は安全に走るという宣言の元確実に走り切りました。ただ問題は私。初っ端でミスコースをかましてしまいました。奥の方まで行っていたので黒旗が見えても「練習してやれ」の気持ちで悲しい帰路を爆走しました。
昼休憩ではもう間違えるものかとコースウォークをし、確実に走れるように頭に叩き込みました。結果が残らないのが最も残念ですからね。
2本目。小坂が無事にタイムを上げて帰還。このままいけば安定した成績が出せると思ったのも束の間。田名部のゴール直前で車両がストップしてしまいます。
救出されパドックに戻ってきましたが、どうもクラッチがつながるものの加速できない。前日のクラッチ問題とも、ミッションブローとも考えられ原因不明。これにより、自分のリベンジ計画も崩れてしまいました。とりあえず完走することが至上命題。その結果生まれたものが以下になります。
うるさいですね…。走りきることはできました。涙の2分40秒。順位は残しましたが、1本目のミスコースが歯がゆいです。とにかくやばい状態の車で結果に繋げたんだから感謝せよ。
(後記)持ち帰ってドラシャを外すと、ブーツ内で棒部分がきれいに破断して完全に途切れていました。うまくデフが効いたときに片輪だけの力でギリギリ進むといった具合だったようです。はっきりグリスが飛び出るほどの破壊なら気づいて爆速交換できたのですが、そんなパターンがあるなど知らなかっただけに軽く見ただけでは気づけませんでした。たくさん走った練習は耐えたのに本番でこうなるのって、丸和の魔物は絶対にいますよね。
すべてが伏線のようになってしまった大会ですが、走りだけでなく故障探索を含めてまだまだ学ぶことは多いです。自分は来年もあるので、そこで雪辱を晴らしたいと思います。
とにかく、ダートは三菱、車はミラージュ!みなさんお疲れさまでした。