【再掲】2017七大戦 前編
※昨年の七大戦参戦記の記事を再掲します。今夏の七大戦も4連覇目指して全力を尽くします!ご支援のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは、東大の神です。(2年の地頭所です)
9/10-15の2017年七大戦の日記を書いていきます。
9/10 七大戦が今年も始まりました。深夜に駒場キャンパス集合。駒場キャンパス正門前で恒例の記念撮影をしようとしたところが、まずは2年小林のアルトワークスがクラッチが切れないということで不動車となり、2年宮田の32がガレージから出て正門をくぐる直前でオルタネータ死亡により不動車となりました。さらに校門を出た直後に2年小野田のエボのエンジンが掛からなくなり不動車となりました。ワークスと32は今回の旅のDNSが決まりました。エボは漏電気味ということで、エンジンを切った時にはバッテリーマイナス端子をいちいち外すことを約束されたものの、なんとか旅のスタートを切ることができました。こうして駒場キャンパスを出るといういかにも簡単なことが、今回の七大戦最大の山場となりました。
移動は特に事案もなく名古屋の健康ランドに着きました。
夜は開会式でした。三菱オーナーズの民度が低いことが証明されたものの昨年よりも落ち着いている印象でした。
9/11 恒例のROUND1で遊ぶ会と、観光する部員達とに分かれて自由行動でした。夜には宿のあまり大きくない駐車場に部員全員の車を缶詰め状態で停めたところ、90年代の車が密集した光景になり時空の歪みを感じました。
9/12 キョウセイドライバーランドで七大戦ジムカーナ大会の日です。
開場時間よりだいぶ早く着きそうだったので時間を上手く使うため、宿を出てすぐにタイヤ交換をガソスタで試みました。しかし、停める場所が悪かったらしく店員が怒り狂い、眠気が一瞬にして吹っ飛びました。一緒にいた大脇さんと一瞬にして逃げ散りました。結局会場は早めに開いていたらしく、僕らが怒られながらもタイヤ交換をしようとした甲斐は全くありませんでした。さて会場に着いたところ大雨が降ってきてこの日はウェットコンディションとなりました。東大のパドックには川が流れるほどでした。整備は減衰や空気圧を調整するくらいでしたがそれでも大雨で大変でした。それ以上に一番の事案となったのは、1年青木が自分のセリカのハッチのガラスを朝一で割ったことです。ウマが立ってたままハッチを閉めてしまったそうで、最高にロックです。
宮地のロードスターのハミタイ疑惑もありましたがなんとか全車車検に通りました。完熟歩行をしましたが、イメージしていたハイスピードコースとは異なり、コーナーが多めのコースになっていました。
後輪駆動クラスはロードスターが多いので、自分のMR2の直線でちぎろう作戦が使えず、コーナリングでロスタ勢に負ける可能性が考えられました。そのような一抹の不安があったものの、一つ一つのコーナーをイメージ通りに走ることに集中するしかありません。
FFクラスからスタートしました。3年米澤さんインテです。半キャップと頭の間にタオルを挟むシュールなスタイルで出走しました(何故か分かりません…)。外から見ているといまいち踏めていない印象です。しかしウエットなので一本目置いていくのは良い作戦だといえます。2人目は3年矢板さんインテです。エントリー名はブガッティヴェイロン、というなんとも可笑しさを感じられる名前です。笑 正直ずば抜けて速いようには見えませんでしたが、良い意味でそつなく全てのコーナーをこなしているように見えました。なんと矢板さんがトップタイム更新しました! 東大に良い流れがきています。
最終走は4年大脇さんです。大脇さんは直前の千葉東京ジムカーナで優勝していますし昨年七大戦は3位と期待大の選手です。流石上手くまとめてきましたが、なんとトップ矢板さんを破れず。一本目のトップは矢板さんとなりました。前日の夜に大脇さんは「矢板は正直上位に来れない」発言を宿でしていましたが… これで弄られる種ができてしまいました笑 結局FFでは東大は1位3位につける好展開です次は後輪駆動クラスです。まず2年宮地の爆音&ハミタイ疑惑ロスタが出走します。一本目ということもあり置いているように見えましたが大きなミスなく終えました。次は自分、2年地頭所MR2です。雨なので置いていく作戦を取り、最初の数コーナーは手探りでステアを切っていきました。突っ込まなすぎて余ってしまうコーナーや、スタート直後のスラロームで2速に上げられなかったロスなどありましたが、暫定トップ。去年の七大戦はOPクラスで出ましたがスピン&ミスコースしているので、一年間の伸びが感じられ安心しました。
次は3年番場さんの34。落ち着いた丁寧な走りで3番手と好ポジションにつけました。最終走は、北大の神こと北大の藤原さんFCです。昨年まで2連覇している誰もが上手いと認める選手です。ちなみにウエット路面でもトラクションをかけるためリアに75kg土嚢を積んでいるとのこと笑。 これにぶち抜かれるのだろうと思っていました。やはり外から見ても神のように上手で、案の定生タイムはコンマ2抜かれてトップ更新…かと思いきやなんとパイロンタッチ判定が出ました! 運も味方して自分は一本目トップとなりました。
四駆クラスには東大は不出場なので午前はこれで終わりです。
昼になって雨がやみました。コースも水たまりがどんどん少なくなっていき、これは午後ドライになり一本目は無かったことになるのでは…と危惧する中、FFクラスからスタートしました。3年米澤さんインテはいい踏みっぷりを感じましたが、どアンダーを所々で出してしまい、上位に食い込めず。
3年矢板さんはトップタイムを保持していましたが、さらなるタイムアップを目指すべく走り出しましたが、1コーナーでなんとスピン! この後も数台同じ場所でスピンを喫する車が多く、路面は割と乾いているように見えてグリップしていないと分かりました。
最終走の4年大脇さんは矢板さんの下克上を許さずトップに躍り出たいところで、気合の走りが外からでも伺えました。中間も好タイムでこれはいけるのではと思いましたが、トップ更新はできず、他大のタイムアップもあり4位となりました。
次は後輪駆動クラスです。宮地ロードスターは置いている感じ、リアが出たらすぐアクセルを抜いてしまうのが勿体無く思いました。一本目からタイムダウンしてしまい、上位に食い込めず。
次は自分、地頭所MR2です。一本目の反省を生かし、最初のスラロームを2速にあげ、2本目なので攻めていきますが、スラロームの途中でリアが出てしまい、スラロームの最後のパイロンを吹っ飛ばしてしまいました。
詳しく説明すると、午前の印象では最後のパイロンは全開で行けるほど緩い感じがしていたので、最後から二つ目のパイロンを過ぎてから全開にしたのです。それが午後になって等間隔のスラロームが続く感じになって(自分だけ…?)、避けきれなかったという説明になります。これに動揺して1コーナーはブレーキをロックさせてしまいスピンしました。この後はもう楽しむしかないので、思いっきり攻めてみました。至る所でリアを積極的に出してみたところ体感的には速く感じました。これを一本目からできたら良かったと思います。
最後は番場さん34です。再びミスなく綺麗にまとめるも、タイム的には一本目とほぼ変わらず… 水がはけてきたように見えるのにむしろ滑りやすいという難しいコンディションだったので他大もタイムダウンしている車が多かったように思います。
最終走は北大の神、藤原さんFCです。これまで自分が一本目に出したトップタイムが奇跡的に更新されずにきたので、北大の神次第で自分の優勝か2位かが決まります。割と低速セクションでのトラクションが掛かっていなそうで、格別に速そうには見えませんでした。ゴールしてみると、一本目の生タイムよりタイムダウン、自分のトップタイムに僅か0.17届かず、なんと僕の初優勝が決まりました! 生タイムは藤原さんの方が早いし、自分は2本目スピン&PTなので、運やジムカーナの形式自体が味方したといえます(5本くらいの合計タイムとかなら確実に負ける…)が、とりあえず嬉しい限りでした。
表彰式ではまとまらない話を長々とした後、恒例の水被りを受けました。汚い水ですが最高に気持ちが良かったです。
9/13 福井県今庄市までの移動日です。自分はモーターランド三河で同期の2年肥川s15とOBのうぶさん33、京大OBの川口さんs15と僕のMR2でドリフトしました。サーキットドリは始めてでしたが、コース幅が広く意外にも恐怖感はありませんでした。MR2は振り返しでリアが大きく振られるのでスピンしやすく難しかったです。個人的には誕生日でしたがどんなリア充にも負けない誕生日の過ごし方となったと自負しています。午前中で僕は走行を終え、ここから今庄に向かいます。名古屋付近を通ったため混んだ道多く辛かったです。1年の吉原にMR2を運転させて、教習させながら向かい、フォトジェニックな日本海で写真を撮りまくりながら、夜に今庄に到着しました。宿の向かいの閉店間際のスーパーで半額の寿司を買ったところ超絶に美味く、意外な所で日本海の美味を堪能できました。夜には4年生&OBからささやかな誕生日サプライズを頂き嬉しくなりました。次の日はダートラですが、選手の2年山下、小野田が緊張していて微笑ましかったです。 (後編につづく)