お久しぶりです。3年岡田です。コロナウイルスにより自粛を強いられている自動車部、正直何もハプニングが起きませんのでブログに書くこともほとんどないのです。筆者も始まったばかりの就活や学部の勉強により時間がさけるようになり、少しだけ社会に順応できるようになったかもしれません。その中で、一つだけ大きなイベント(？)がありましたのでブログにまとめました。

さて、この度自分が所有していたインテグラTypeRのダート車が新しいオーナーに渡りました。七大関係者の皆様なら察しが付くでしょう、そう、あの恋の浦で転げたDC2です。所有期間は約1年と短いですが、大変思い入れのある車両でしたのでここにその存在を記そうかと思います。

ダートも少し手を付けたいけど何をしたらいいかな～と思案していた二年生になりたての頃、Facebookを通じてこのインテの話が舞い込みました。今庄をホームとして走りこんでいた車両で機関も絶好調、金沢まで現車確認に行きましたがほぼ二つ返事で購入を決めました。前オーナーもとてもやさしい方で、予備部品やタイヤ等々全て頂くことが出来ました。同行したハイエースはサービスカーかってほど部品であふれかえっていたのもよく覚えています。

それまでFRにしか乗っていなかったこともありいろいろな部分で慣れるまで手こずりましたが、何とか順応し購入後1月くらいで初ダートラに行きました。そしたらもうとにかく楽しくて仕方ない、ミラージュのように0カウンターで気持ちのいいコーナリングとはいきませんが、ずっしりと安定感がありそれでいて速い。インテの良さは舗装だけじゃないなと痛感しました。その日の最後の走行でへの字アクセル全開突破を習得したのがいい思い出です(笑)。この車での練習はその後の全関D選手入り、団体3位入賞にも確実に貢献したことでしょう。

この次に活躍の機会が到来したのは恋の浦で開催されました七大戦です。当時主将をされていた山下さんのDC2が横転により廃車となったことで、その頃不調だったこの車両を直して参戦することが決定しました。紆余曲折を経て恋の浦に無事到達し、見事に地頭所さんの2位入賞を実現することが出来ました。自分も選手としてエントリーしたのですが、七大前に一切練習が出来なかったこともありダートラが全関D以来でまともに走ることなんかできず、とりあえず車を無事に繋いでタイムを残すことに全神経を注ぎました(2走目で土手に突っ込んだのは誰も覚えていないはず)。

最終走の山下さんが横転、被害軽傷(？)だったこともあり九州で直すことにしました。結局9月に預けて4月に仕上がり5月に帰ってくるということになってしまいました。乗った期間より修復期間が長かったんですよ、ハイ。

その後東京に帰還し受け取ったのですが、3/4回転したのにも関わらず以前と何も変わらない速さと安定感を持っていました。この車両の今後を考えていたら弊部にダートラ志望の新入生が入ってきたではありませんか！とりあえず競技車を乗って練習に行くんだぞと諭し、その子に譲ることとなりました。そのうちエボに乗りたいと言っていますので、もしこのブログをご覧になっている方でいいお話がありましたら教えてあげてください(CTなら僕に下さい)。

この車は間違いなく自分の自動車部員としてのスキルアップに貢献してくれました！所有歴こそ短かったものの、とっても思い入れのある1台です。少し名残惜しいですが、今後も後輩君にシバかれることだと思いますし、弊部ブログにも登場する機会があるでしょう。ぜひ見かけた際は「あ、元気にやってるじゃん」と温かい目線で見てあげてください、ただでさえ横転者でベコベコなので(笑)