こんにちは！　３年の日野といいます。
今回は9月末に開催したダートトライアル大会、神奈川県戦最終戦の様子をお知らせします。

この大会は、スキー場「ふじてんスノーリゾート」の駐車場の一角をお借りして行っているダートトライアルのシリーズです。東大自動車部では例年このシリーズの内一戦を受け持ち、運営・主催しています。今年度は9/29に開催しました。

大会の運営は前日から始まります。部員は会場近くの合宿場に前乗りして、大会賞品の準備や当日の動きの確認を行います。本大会には多くの企業様からご協賛をいただいており、それを賞品として振り分けるうれしい作業です。また、当日の朝は非常に早いので、遅れないように、という意味もあります。
夜ごはんはサッと済ませるために近くのスーパーに買いに行ったのですが、信じられない安さで総菜が売っていて(弁当200円！)とてもテンションが上がりました。

当日です。私がこの大会の運営にかかわるのも今年で３回目になりますが、今年の大会はかなり大変でした、、、　というのも、類を見ない濃霧に覆われて何も見えない最悪のコンディションだったのです。このコースは富士のふもとにあり、比較的標高が高いです。おそらく雲の中に入ったようで、一面の銀世界(そんなきれいなものではないですが、、)が広がってしまいました。

全くパイロンが見えませんね。こんな状況で走行すれば、コースを見失いミスコース間違いなしです。走行継続できるわけもなく、当日急遽タイムスケジュールを大幅に見直すことになりました。エントラントの皆様とも協議した結果、午前の走行を中止し、霧が晴れてきてからの一本での勝負というイレギュラーな形になりました。経験の少ない我々はてんやわんやです。
午後の時間帯にはようやく霧が晴れてきて、何とか走行再開、エントラントの方へ最低限の走行機会を提供することができました。皆さま限られた一本に集中して走られており、全力で走っていく車両を楽しく見させていただきました。昨年度はとてつもない砂ぼこりに悩まされましたが、霧で地面が湿っていたおかげで今年は砂ぼこりは舞っていませんでした。この点では霧をありがたく思いましたが、冷静に考えたらどう考えても悪影響の方が大きいです。

今年度もなんとか無事に大会を終えることができました。悪天候の中でも横転など重大な事故なく大会を終えられたことを非常に喜ばしく思います。
表彰式では上位入賞者の表彰のほかにじゃんけん大会も開催しました。エントラントの方々には楽しんでいただけていたように感じています。

最後になりますが、大会運営にご協力いただいた方々、エントラントの皆様、ご協賛いただいた企業様、誠にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。