新人戦に参戦してきました
こんにちは、新2年の青山です。
少し遅くなってしまいましたが、先日、関東学生ジムカーナ新人戦大会2025に参加してきましたので、その様子をブログに載せたいと思います。
新2年生の部員たちにとっては初めての大きな大会であり、僕自身もこういった大会形式のジムカーナは9月の七大戦以来です。今回は新2年生が5人、新3年生が4人参加しました。

まずは出走までの様子です。
自動車部の朝は早いので、朝の1時30分に家を出ます。もはや朝ではありません。さすがに早朝に家を出るのにはもう慣れましたが、いくらなんでも早すぎるのではないでしょうか(半笑い)。前日に早めに寝ようとするものの、生活習慣の崩れた大学生にそんなことができるはずもなく、ベッドでの上でも眠れずに2時間ほどゴロゴロして出発です。まだ個人車を持っていないので、先輩に車で拾いにきてもらうのですが、ここで「寝てない」という先輩の一言に驚きます。後から合流してきた人も殆ど寝てないと言います。なかなか限界っぽさが感じられていいですね☺️
さて、徹夜の先輩が運転する車に揺られ、眠気のせいで意識を何回か飛ばしながらついに会場の富士スピードウェイに到着です。練習会で一度来たことがあったのでニ度目になります。練習の時とは違った、大会前のまた別の雰囲気が感じられる、とかそう言う話の前にとにかく寒い。もうありえないほど寒い。今までの人生で感じたことのないレベルの寒さが体を襲います。そして、そんな寒さの中であることに気づきます。「星が見える!」そうです、都会で生まれ育った私には星が見えることがとても珍しいのです。今年で大学3年生になる私ですが、北斗七星がリアルガチで見えることに感動し、テンションが上がります。他の大学の様子なんて当然目に入ってきません。

大会直前とは思えないほど呑気な感じできましたが、やはり自分の出走が近づくと緊張してくるものです。特に今回は3番目に走るということもあり(当日まで気づきませんでしたが…)、他の人の走る様子をあまり見ることができないため、シンプルなコースでもきちんと覚えられているかどうか不安でした。今まで見たことのないような規模の集団に紛れて完熟歩行をしたりする内に、いよいよ出走です。


路面が冷たく、タイヤがあまり食わないというコンディションのもと、いざ出走です。今回は先輩の32スイスポを借りての走行です(ありがとうございます🙇)。気をつけてはいましたが、前半の4番のコーナーでリアを滑らせてしまったことでスピンが怖くなってしまい、その後のコーナー部分では安全走行になってしまいました。参加者が多いため、ミスコースをしてしまうと2本目が走れなくなってしまう可能性があり、どうにかタイムを残そうという意識のもとで置きに行った走りに…
なんとかタイムを残すことができたので、とりあえず一安心です。吹き付ける冷たい風が痛い中、眠気覚ましにレッドブルをいただきながら他校の参加者の走りを観察します。多くの参加者の中で、同じ一年生、そして一つ上のニ年生が走っているとは思えないほどのハイレベルな戦いも繰り広げられ、かなり刺激を受けることができました。

そうこうしているうちに、お昼休憩を挟んで第2ヒートが始まります(ちなみに買い忘れたのでお昼ご飯は抜きです)。
2度目の出走ということで、1走目の反省を生かしながら、今度は途中で1速に落としてみよう!などという甘い考えが頭をよぎります。しかし、当然そんなことが急にできるようになるはずもなく、スタート直後に「あ、これは無理だ」と悟り、結局2速固定で走ります。今回はスピンすることなく、1走目よりも早いスピード(※個人の感想です)で5番のコーナーを曲がることができ、ここで(自分の車じゃないのに)楽しくなってしまいます。が、調子に乗ってアクセルを踏みすぎたためにオーバースピードでスラロームに突入してしまい、3つ目のパイロンで曲がりきれず痛恨のミスコース!観客を置き去りにするスピードでゴールに向かいます(これは恥ずかしい)。

結果は1走目のタイムと変わらず、60人中45位という残念な結果に。
全体を通して言えるのは、スラローム進入時のスピード感をわかっていなかったことやギアチェンジに慣れていなかったこと、また、これはOBの方のアドバイスで気付かされたことですが、走っている上でどこを見ているか、という視点の置き方など、練習によって身についてく部分が圧倒的に不足していたということです。今回の大会を通して、改めて自分の練習不足に気付かされました。
新人戦といえどもかなりレベルの高い戦いになり、部全体としても入賞者が出ず、表彰式ではもの寂しい時間を過ごすことになってしまいました。
僕は来年もこの大会に出ることができるので、今年は練習量を増やして、来年こそは入賞できるように頑張っていきたいと思います。