2019七大戦⑤ダートラ、終戦
ごきげんよう、最近お腹が笑えないほど出てきた老害の山下です。ブログをさぼりにさぼってしまい,、今さら七大戦シリーズ最後のブログを書きます。
さてさて、七大戦ダートラ@恋の浦スタートです。
やはりどの選手も一本目はコース攻略に苦戦しました。東大一人目は二年岡田、丸和では主将のインテ(丸和で横転したインテ)より速いタイムを刻み全関Dでは入賞目前まで行き期待が持てます。しかし、実際の走りはいたってコンサバ。やはり未知のコースでは踏めません。
第二走者は三年吉原。本人もダート車アスティを持っているものの、エアコンレスかつ車検切れ、よって後輩のアスティ(オーナーは出場できず)で出場する鬼プレイ!他人の車でやはり踏めないか、タイムは伸びません。
第三走者は四年地頭所。一昨年はダートラでも優勝するほどの実力者(憎いねぇ)!サイドが利かない車ながら最終セクションもうまくまとめ二分を切る好タイムでゴール、さすが。
第四走者は四年山下。うっわwwなにここwwwアッ・・・セ~~~フ、どりゃーーーざばぁぁぁぁうげえ・・・ な走りで大失敗、二本目頑張りましょう。
ということで昼休み、各自コースウォーク&反省会です。皆さんにはかっこいいインテの写真をご紹介。
運命の二本目、コースをなんとなく理解しさらに攻めていきます
第一走者の岡田は一本目より踏めていますが、最終S字セクションでフロントをクラッシュ!車に大きなダメージはなかったもののタイムを思ったほど伸ばせず。とても悔しそうにインテから降りてきました。
二人目は吉原、非力なミラージュながらなかなかいい走り!抜け気味と言われるもののやはり別タンク式ショックはこのバンピーな路面に効果抜群なのか!?大幅にタイムを上げそのほかの選手の結果を待ちます。吉原も出し切ったご様子で何よりです
三人目は地頭所、後半に入り各選手がタイムを上げている中での出走となります。私は待機スペースから見ており走りの詳細は分からなかったものの大きな歓声や速い!という声が聞こえます。華麗に走りきってゴール、トップタイム更新!!のアナウンスで場内は沸き立ちます。まあなんとかっこいいやつでしょう、本場に強いきっちり結果を残してきます。
さてさて四人目は山下、地頭所のタイムはその後破られてしまったものの依然二番手、トップタイムを出せば総合優勝も見えてきます。大きな期待を感じながらスタート!一本目よりコースも車の走らせ方もつかんでおりバンバン踏んでいきます。お尻を出しながらドカッと曲げてグイっと進めていきます。さあ残すは一本目の鬼門180度ターン、サイドが利かない故大きめのアクションで曲げていく必要があります。進入、アングルがいい感じでついてきた(゚∀゚)キタコレ!!ここから脱出に向けてトラクションを掛けていこうと思った矢先、バンッ!!!・・・
Rage your dream…
あっけなく一回転してしまいました。イケるラインと思っていましたが、後のビデオリプレー検証にてがっつり乗り上げていることが分かりました。横転の額末は九州大学さんが制作された素敵なビデオよりご覧ください。( https://youtu.be/cFr5Dq_z4cE )
横転直後は自分の不甲斐無さにキレ散らかしてましたが、移動用牽引車に乗って冷静になるうちにチームへの申し訳なさ・悔しさから大号泣しました。パドックに戻ると、同期で唯一の横転経験者の宮地から”ようこそこちらの世界へ”の声とともに温かく迎え入れてくれました。ちょっぴり救われた気がしました。
この後私はOBに連れられて一応検査のため病院へ向かったため、競技は見れませんでしたが、結果東大は地頭所二位、吉原九位、山下十一位、岡田十八位に終わりました。ちなみに私の身体は検査の結果何の問題もありませんでした。きちんと安全装備を整えればモータースポーツは安全です。
ということで、東大は総合二位を獲得!
横転車の処理のため閉会式には遅れて参戦しましたが、後輩たちが大活躍してくれたようで何よりです。自分がついたころには次期主将池田と次期ご意見番の柚木が部活愛や三菱愛などを涙ながらに語ってくれました。私もあまりの面白さにもらい泣きしそうでした。
そんなこんなで現役最後の七大は悔しさを残し終了しました。この悔しさはきっと来年後輩たちが晴らしてくれると信じています。私も絶対来年の七大戦を見に行こうと思います。
では、皆さん素敵なクリスマスを。部員たちはジムカーナ練の予定です。
P.S . 岡田君インテをぼこぼこにしてごめんなさい。