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ドラパレ練習会ブログ

 去る12月10日、ドライビングパレット那須で練習会を行いました。

絶好の練習会日和です

 ジムカーナの朝は早いです。丸和に8時に集合するために東京を4時に出るとか、人によっては前日のうちに出て車中泊まがいとか、大変すぎる……
 私は埼玉県北東部に実家がある関係で5時過ぎに家を出れば間に合います。駒場まで車で2~3時間の立地もこの時ばかりは活きるというものです。逆にこの時しか活きない

 しかし近いとはいえ120㎞の運転、今まで最長は駒場までの50㎞ちょいだったので2倍以上の距離です。緊張しますね。そして駐車場を出て数分後、アクシデント発生。何もしていないのに走行中急にクラクションが鳴り始めてさあ困った。朝5時に近所迷惑もいいところです。やばいと思っていじっていたら、ハンドルの真ん中の部分が取れてしまいました。でも鳴り止んでくれたからOKです。焦った。

 4号に乗ったらもう快適です。怖くてあまり速度は出せませんでしたが、自分のペースで走れるというだけで東京の道の50倍くらい快適でした。そしてその調子でのんびりいっていたら思ったより時間がかかって遅刻してしまいました。何してんの?マップが2時間15分で着くよって言ったから3時間前に出たのに……すみません。

 さて、2種類あるコースのうち簡単な方をコースランして頭に叩き込み、いよいよ自分の車で初競技走行です!最初はジムカーナのジの字もないような走りでしたが、横乗りをし、横乗せをしてコース取りや車両感覚を意識して練習したら、まあ感触くらいはつかめてきたような気がします。気のせいではないことを祈ります。 

 朝早く家を出て練習していたら腹が減るのは道理というものです。なので昼休みには蕎麦を食べました。天ぷらおいし~

天ぷらそば、手ブレ添え。

 そして午後も練習漬け、といきたかったのですが、1年生の車にトラブルが相次ぎます。まず昼休み終わって数本走行後にレビンのエンジンが白煙を噴き上げ、見るとクーラントが沸騰していました。昼休憩後のオーバーヒートに部員たちの頭にはクエスチョンマークが浮かびます。次にインテのパワステのボルトが破損しパワステオイルだだ漏れ状態に。これがボルト断裂+折れたボルトが中途半端に残存という非常に面倒な壊れ方をしており、練習どころではなくなってしまいました。さらにミラージュのエンジンの調子が変になり、高回転時にひどいノッキングで加速しない状態に。これにて1年生の3台が全滅、練習会は突如として整備会に変貌してしまいました。

 さて修理の試みの結果、レビンはクーラントに水を補充し、エンジンを休ませてまあ解決。インテはどうにもならず、パワステレスでの帰京が決定。そしてミラージュは、たまたま丸和に来ていた有識者の方に見てもらうことができましたが、不具合は再現できず、「長いこと放置した車だから燃料タンクか配管にサビでも浮いていて詰まったんじゃないか」ということでした。とりあえず帰れそうで一安心です。

 そんなこんなで練習会は終了。その後は恒例の温泉へ行き、夕食を食べて帰宅しました。

ある練習会後の夕食の一例。

 食べ終わったらもう21時になろうという時間でした。ここからが地獄でしたね…。早朝からの活動による疲労、意外と多かった夕食による飽満感を抱えての運転は率直に言ってつらかったです。缶コーヒーを流し込み、前に見えるヴィッツとインテのテールランプを睨みつけ、「置いていかれたら終わりだ」という気持ちで追いかけることに集中していました。だんだんと見知ったものになっていく看板の地名を視界の端に捉えながら、祈るような気持ちでナビ代わりのスマホの残りkmにちらと目をやり、また前に向き直る、その繰り返しでした。4号を降りた時の安心感と、駐車場にたどり着いた時の安堵感は忘れられません。きつかったですが、きっとこれを通じていくぶんか成長できたことでしょう。

<追伸・3台のその後>
日野の分析によれば、オーバーヒートはバッテリー端子が外れてコードがファンに絡まり、回らなくなったことが原因との見立て。すごい推理です。
インテは無事帰京、ボルトの撤去も完了し完治する模様。
ミラージュはエンジンの再試験をするも不具合は確認できず、一応様子見状態にあります。