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2025七大戦参戦ブログ②〜ジムカーナ編〜

こんにちは。そろそろ主将を後輩に引き継ぎ、ご隠居老害現役部員に成り下がることを目論んでいる3年の海老原です。七大戦ブログの2つ目はジムカーナでございます。

さて開会式の翌日から書いていきますが、ギリギリにチェックアウトしたのち行くあてのない僕は新千歳モーターランドの前日練に向かいました。部員の中には支笏湖に向かった人も多かったのですが、僕はあまり興味なく、また札幌近郊の観光地は大方行ったことがなかったので暇つぶしに練習会で他大学に絡みにいきました。

向かったものの雨ふってフルウェットだし、開会式の日の午前中に既に練習してるし、めっちゃ台数多いし。ということで走りもせずにみんなの走りを眺めてぺちゃくちゃ喋るというキショムーブをかましていきます。やっぱり七大戦は楽しいですね。余談ですがなんで自動車部ってスモーカー多いんですかね?休憩室入ろうとしたらあまりのタバコ臭に開けた扉をそのまま閉じました。

夕方になり会場を後にして宿に向かいます。この日は千歳の一棟貸しのところに4人で泊まりました。ご飯は近くのスーパーで調達して宿で食べます。ジムカーナ前日ということで早めに就寝しました。

夜が明けてとうとうジムカーナの本番です。会場には早めに到着できて東大の車でゲートの前をほぼ独占できてました。ゲートがオープンしたら急いで準備します。車検もみな順調に通過していきます。デミオの牽引フックがないことで少し慌てましたが、車体を引きちぎって良いというオーナー了承のもと無事車検を通過します。

今回のコースです。全開区間が少なく我慢が必要なコースです。最後の区間は難しそうです。

昨年は総合6位に沈んだ東大ですが、今年は総合3位を目指します。上位に食い込むにはジムカーナでの得点が欠かせません。さてここで今年の東京大学の布陣を紹介します(出走順)。

G1クラス 2年関戸(zc32s(黒))、2年星野(DE5FS)、3年海老原(zc32s(黄))
G2クラス 4年日野(DC2)、3年佐伯(DC2)
G3クラス 2年青山(ZN6)
OPクラス OB水野(CL7)

去年よりは幾分かレベルアップした布陣です。G1~G3まで上位を狙えるスペックの車を用意しました。

1本目からタイムをしっかり残せるように完熟歩行をしてから1走目に臨みます。

慌ただしい車検前

まずは1走目、G1クラスからのスタートです。G1クラスは19人と今年は出場台数がかなり多めです。

まずは関戸。大会直前にドラシャが文字通り真っ二つに折れるという不運に見舞われましたが、本番には無事に間に合わせました。スイッチが入るとパイロンがあたかも無くなったようなフリー走行をしてしまうのですが、スイッチは入らずに無難な走りで8番手につけます()。続く星野もいいペースで走りますがこのデミオはドラムブレーキなのにサイドが効かない曲者なためサイドターンが決まらず6番手。続くは私、海老原です。大きなミスもなく1本目を終えてクラストップのタイムをマークします。やったー🙌。

続いてはG2クラス。日野と佐伯が1年生の買ったインテを巻き上げてダブエンでの参戦です。なんとこの車両、7年前のまさにこの会場で行われた七大戦の優勝車です。しかし両者ともサイドターンが決まらないという慢性疾患を抱えており、1本目は日野が9番手、佐伯は7番手と振いません。

G3クラスは2年青山です。気合を入れすぎたのかスピンしてしまい良いタイムは残りませんでしたが、5人がミスコースをかましたことで5位につけます。

1本目の走行を終え、タイム・順位は以下のようです。

G1関戸  1’13.480 8位/19人
 星野  1’12.930 6位/19人
 海老原 1’08.060 1位/19人
G2日野 1’13.980 9位/12人
 佐伯 1’11.910 7位/12人
G3青山 1’22.170 5人/10人

午前を終了して全員なんとかタイムを残せました。今まで1本目で誰もミスコースしなかった大会があったでしょうか?素晴らしい。とりあえず皆タイムは残したということで午後の走行でのタイムアップを狙い、入念にコースウォークをしていきます。

仲良く観戦

続いて午後の走行です。

G1クラスまずは関戸ですが、ここでスイッチが入ってしまいまさかのミスコースです。本人曰く3点ベルトの方をつけていなくて警告音で気が散ったようです。そんなこと前からわかったやろー。続いて星野。1.5秒ほどタイムアップしていきますが他の車の追い上げにより9位に後退です。G1最終出走は筆者です。出走が一番最後ということもあり、前を走る車がタイムを更新するのを耳にしてプレッシャーがかかります。気合を入れて臨みましたが、各所で微アンダーを出しまくりタイムアップは0.2秒にとどまりました。結果3位に後退しG1クラス優勝は夢に消えました。

続くG2クラス、タイムを伸ばして表彰台までつけたいところです。日野は2秒弱のタイムアップにとどまります。続くは佐伯ですが、なんとここでミスコース。スイッチが入ってしまう人がここにもう1人いました。

最後はG3クラスです。スピンすることなくタイムアップしますが、ポイント圏内にはとどかず7位。2年生なので来年に期待です。

2本目を終えて最終結果は以下のようです。

G1海老原 1’07.870 3位/19人
 星野  1’11.550 9位
 関戸  1’13.480 12位
G2佐伯  1’11.910 8位/12人
 日野  1’12.150 9位
G3青山  1’16.450 7位/10人
ジムカーナ総合6位/7校

去年に続いて大変厳しい結果となりました。上級生が少ないというハンデがあるものの昨年以上の結果が出せませんでした。昨年の結果を受けて部の実力の底上げを目指して取り組んできましたが、まだまだ不十分だという結果をまざまざと思い知らされました。今の3年のうち来年の七大戦に出場できるのは僕だけであり、来年は今の1・2年生が主体になります。今後は下級生の育成により一層取り組んでまいります。

僕個人としてはクラス優勝を目指して取り組んできたもののトップと0.4秒差という惜敗となり、わずかなミスが命取りになる怖さを痛感するとともにPN車の範疇に収まっていた車のスペック不足も感じました。またライン取りやサイドターンにまだ伸び代を感じることができたのは収穫です。来年またリベンジできるように頑張ります。
(追記、2位の子2年生と知ってびっくり)

自動車部人生初の表彰台(&水浴び)

七大戦ブログはまだ2つ続きます。続編もお楽しみください。