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全関ダート参戦記

 どうも、4年の池田です。6/27につくるまサーキット那須で開催された全関東学生ダートトライアル選手権を振り返っていきます。

 2年前は前日練習で試合車を刺してしまい大変なことになったので、その反省を踏まえて柚木くんのアスティも持っていくことに。今回はわたくし積車の運転手です(中型持っててよかった)。トラックの運転もなかなか楽しいので皆さん是非取りましょうね。

ミラージュアスティ×2

 前日練習は各学校に加えて一般の方々もたくさんいらっしゃり大盛況でした。あまり走れそうになかったので調整程度にとどめることにしました…が、3本程度走ったところで試合車の左ドラシャがブロー。スペアカー持ってきて正解でしたね。残り時間はもう一台のアスティで走行して無事に終了。ゆっくり寝られそうです(意味深)。

 大会当日は雨予報でしたが雨は降らず。少し当てが外れてしまいました。当日のタイヤは選手たちが温泉に入っている間に主将の小坂君が頑張って組んでくれたので、4本とも誰も使ったことがないA053(ヨコハマのドライタイヤ)で勝負です。テストできていないので少々不安ですね。走行前に結構な量散水されてしまって、周りの大学はほぼほぼ74R(ダンロップのウェットタイヤ)をチョイスしていました。ウェットタイヤを買う余裕のない東大のタイヤ選択は果たして正解だったのでしょうか。

 いよいよ1本目。出走順は池田→柚木→岡田です。路面コンディションがタイヤとマッチしていなかったものの、私は何とかタイムを残します。柚木の走行前にセッティングを変更しますが、これが裏目に出て柚木は痛恨のスピン!×2 岡田の走行前に柚木所有のRE370R(ブリジストンで10年前くらいに製造されていたウェットタイヤ)に履き替えることに。そこそこのタイムを残しましたが、本人のフィーリングはあまり良くなかった模様。

 1本目と2本目の間は散水がなく、晴れ間もさしていたので2本目は絶好のドライタイヤコンディションになりました。タイヤと路面が上手くマッチして、めちゃくちゃ踏めて最高でした。
 しかし、2走目の柚木の走行中に事件が起きます。最終コーナーを立ち上がったところで左ドラシャが折れて走行不能に。無念のDNFです。

無念のマシントラブル

 今回はエントリー大学が少なかったため修理に使える時間は20分程度しかありませんでした。ここで東大自動車部の底力を見せます。なんと10分強でドライブシャフトを交換し終えます。これには周りの大学からも拍手が起こります。この素晴らしい団結力に思わず泣きそうになりました。

部員総出でドラシャ交換

 何とか3走目の岡田の走行に間に合いました。ところが、さらなる不運が待ち受けていました。順調に最終セクションまで戻ってきた岡田ですが突然のストップ。本日2回目の無念のDNF。
 パドックに戻ってきてチェックすると燃料系の配線が引きちぎれていました。こんなタイミングで起こるかと思いますよね…

見事に引きちぎれてます…

 ということで、完全に不幸の虫に取りつかれてしまった東大は残念な結果に終わってしまいました。仮にDNFがなかったとしても、他大のホンダ車勢にはかなわなかったでしょう。直線であまりにも離されすぎました。アスティの限界なのでしょうか?来年以降の後輩の活躍に期待しましょう。

 それでは、ごきげんよう。