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【参戦レポート】2020丸和カップ10/25 第4戦

こんにちは,お久しぶりです,4年の吉原です.最近は競技走行中にサングラスをかけるようになりました.急に眩しくならないのはもちろん,偏光グラスだったらダッシュボードのガラスへの映り込みがかなり抑えられるのでオススメです.さて,10/25に開催された丸和カップ第4戦に部員三人で参戦してきたのでその報告をしたいと思います.

自分は去年の学連戦以来丸和は走っておらず,つくるまサーキットに改装されてから初めて丸和を走ります.そのためドキドキの丸和カップ初参戦だったのですが,結果的に見るとハイスピードで岩がゴツゴツしている丸和の本質は変わっておらずうまく適応できたと思います.

東大からは4年の吉原と3年の池田と西川3人が参加しました.吉原CJミラージュと池田がEKシビックでB1クラス,西川がGDBインプレッサでB1クラスにエントリーです.

第4戦のコース

コロナ対策で簡略化された受付と車検はすぐに終わったためコースウォークの時間が長く取れました.朝のコースウォークでは砂利が載っていて滑りそうという印象でした.コース各所に配置されたトン袋には礫と砂利がいっぱいに詰まっておりぶつかったら一発で廃車になりそうで今までとは異なる恐怖があります.

1走目,コースに並んでいると赤旗中断.4台くらい前に走っていたパジェロエボがひっくり返ったらしく,その処理で少し車内で待たされました.その間にイメトレを繰り返したおかげか,サイドが決まらなかったりシフトアップでミスったり小さなミスはありましたが概ねイメージ通りに走ることができ,4番手タイムに入ることができました.しかし後輩の池田が3番手で0.5秒差.次は負けん.

さて,1走目と2走目の間にアクションの小山さんにお願いしてシビックにデータロガーを付けて走っていただきました.小山さん,ご協力大変ありがとうございました.さて,さっそく小山さんのロガーのデータと自分らのデータを比べるとダンロップ下のヘアピンの立ち上がりの加速が違うこと,Oヘアピン後の右の緩いカーブのボトムが圧倒的に速いことがわかりました.

緑が小山さん.赤が吉原2本目.青が3本目

ボトムの高さがその後の直線の速度につながっているのが分かりますね.ネタバレですが最後まで侵入の限界に寄せられませんでした.また像の鼻の侵入も自分は3速から2速に落としていましたが,エンジンブレーキで必要以上に減速してしまうらしく,3速で侵入するのが正解らしいです(上画像右側,緑線の小山さんは減速していない).

自分のイメージを修正して2走目,ダンロップ下のヘアピン出口で外側に膨らんでふかふかの砂利の上に乗っかってしまったため立ち上がりで加速できず,失敗した……と落ち込みながら走っていると,目の前に赤旗が.人生初めての赤旗中断でした.前の車が光電管にアタックしたらしいです(一瞬自分の車両が壊れてるのかと思った).しかしこれは好都合.コースを7割くらい走って記憶が新しいうちにもう一度走れるとは.再出走では序盤中盤とうまくいき,S字も踏むことができて自分の中で最高の走りが出来ていたのですが最後のシケイン,2本のパイロンの間をすり抜けようとブレーキングしたところで四輪がロック.2本目のパイロンに正面から当たってしまいました.2本目のタイムは1本目よりも遅く,同クラスのライバルたちがタイムを伸ばし入賞圏内から落ちてしまいました.

お昼にカップラーメンを食べながらロガーを確認するとOヘア後の緩い右がもっと速度を出せることが判明.速度が乗っているし壁が迫ってくるし1本目でパジェロエボが横転したところなので怖いところなのですがまだイけるらしいということがわかりました.こういうのがロガーのいいところですね.

3走目,いきなりシフトミス.しかしすぐに気持ちを切り替えなんとか走り切りました.しかし3本目ではPTが頭に残っていたのか,シケインまでは2本目の方が乗れていたことがロガーから分かりショックでした.

最終結果は吉原がB1クラス5番手,池田がB1クラス4番手.西川がB2クラス3番手でした.池田に負けた……
また,入賞したとはいえ1位とは3秒の差があります.この差をなんとか縮めて追い越していきたいですね.

入賞商品は点数も多くて家族から好評でした.箱で貰ったラーメンは入賞した自分と池田と東北大3年生の3人で3種類貰ったものを分け合いました.ここ1週間は毎日お昼に食べてます.

今回の大会で自分の腕や車両の問題点が分かりましたので次回の大会までに直せるところは直していきたいと思います.
ではまた.

P.S. シフトミスは絶対にやってはいけない(戒め)

青が1→2でシフトミスをした時のログ.ここでついた差は最後まで縮まらない.